バージョン 1.02 更新日:2002.08.11 |
お断り 素人が一方的に製作しているためミスなどが考えられます。 適宜、ご指摘ください。 |
------------------------------------------------------------------------------あ【一次発酵】添加材などを加えずに自然に発酵すること。水で湿度を高めるだけでもマットは発熱することがあるが、それが一次発酵。 【1齢】 初齢、1令と同じ。卵から孵化した幼虫のこと。卵→1齢→2齢→3齢→蛹→成虫 【埋め込みマット】 成虫を飼育する段階において、ケースに入れるマットのこと。産卵材などを埋め込むのでこの名で呼ばれる。数年前は埋め込みマットというと、劣悪なものや、粉砕の荒いものが多かったが、現在では通常のマットと遜色ない埋め込みマットもある。 【越冬】 冬を越すこと。 【越冬固体】 冬を越した固体。 【F1】 エフ・ワンと読む。野外採集の♂♀または交尾済みの♀を飼育し子を産ませる。この親から生まれた子がF1。その子(F1)同士を交尾させ誕生させた子はF2。その子(F2)同士を再び交尾させ誕生させた子はF3。以後同じようにF4、F5・・・と続く。この数値が大きくなるほど市場では価格が下がる傾向にある。人間や他の動植物と同じで近親交配が続くと奇形などの悪影響がでるが、それほど気にする必要は無い。途中で他の固体と交尾させた場合はF1に戻る。 か【菌糸】キノコの菌のこと。 【菌糸瓶】 キノコの菌をオガ粉に加えたもので、そのまま管理すればスーパーなどで販売されているエノキなどのキノコが発生する。瓶にこれを詰めたもので、通常は瓶を外から見て真っ白くなった段階で中にクワガタの幼虫を投入し育てる。栄養価が高いため、大きく育ちやすい。オオクワガタなどで使用するのが一般的。温度管理が必要になる場合もある。各メーカーが様々なキノコの菌、添加剤、水分、オガ粉などを試し、大きな成虫が誕生するように日々研究している。 【菌糸ブロック】 菌糸瓶の中身をブロック状態に押し固めたもの。瓶などに自分詰め替えて利用する人が多い。そのままでも使える。 【擬似蛹室】 蛹室に似せて作った部屋。人工蛹室。 【黒土飼育】 当ホームページが提案した飼育方法の一種で、飼育マットとして黒土を使用して産卵を促す飼育方法。詳細は当ホームページをご覧下さい。 【ゲルタニア】 【広葉樹】 寒くなり、冬になると葉っぱが落ちて枝だけになる樹木のこと。 【高たんぱくなエサ】 動物性たんぱく質など、普通の昆虫ゼリーなどのエサよりもたんぱく質を多く含んでいるエサ。値段も少し高い。 さ【材割】材を割って幼虫を取り出すこと。またはその採集方法。 【産卵材】 飼育しているクワガタなどに産卵させるために入れるクヌギ、コナラなど広葉樹の材。シイタケ栽培後のホダギなど。 【飼育材】 成虫を飼育するときに止まり木として入れる木、または幼虫飼育に使う幼虫のえさになる木のこと。ホダギなど。 【雌雄型】 まれに誕生する固体で、オスとメスが合体している固体。右半分がオス、左半分がメスなど半々になっている特殊な固体。希少性が高いため、市場価格も高い。 【針葉樹】 寒くなり、冬になっても葉っぱが落ちないマツなどの樹木。 【人口蛹室】 蛹室に似せて人間が作った羽化のための容器または場所、スペース。 た【添加剤】昆虫のエサ、主に幼虫のマットに加えるものを指す。小麦粉が一般的。各メーカーが発売している添加剤に負けない効果的なものを個人でも作成可能。小麦粉の他、イースト菌やビール酵母、フスマなどが代表的。 【添加マット】 添加剤をあらかじめ加え、発酵させて栄養価を高めてあるマット。多くの飼育者は自作も含めて利用している。 【ドルクス】 クワガタの属名の一種。Dorcus。 【WF1】 ワイルド・エフ・ワンと読み、野外採集の個体から誕生した固体を指す。人により、WF1とは言わず、これをF1と呼ぶ場合もある。市場ではF1よりも少し価格が高い傾向にある。 な【二次発酵マット】1次発酵が終わったマットへ小麦粉などの添加剤を加えてさらに発酵させたマット。 【根食い】 樹木(立ち枯れ、倒木等)の地中の根の部分を好んで食べる幼虫のことを指す。湿った環境に適した種類が多い。 は【発酵マット】マットに水分を加えたり、小麦粉などの添加剤を加えて発酵させたマット。発酵には熱を伴うため、発酵させていないマットでは飼育途中で発熱し昆虫が死んでしまうことがある。熱は微生物の活動によって生じる。 【フスマ】 小麦を潰したもので、家畜の飼料として使われる。農協などで取り扱っている。発酵マットを作る際に添加剤として混ぜる人が多い。 【プリンカップ】 スーパーなどの食料品店で販売されているプリンのカップを指す。また、それに似た形状のプラ容器全般を指す。フタ付きで透明なものが代表的。丸カップとも呼ばれる。 【ハンドペアリング】 メスの上にオスを持って行き、交尾を半強制的に行わせる方法。中々交尾をしない場合などに行う人もいる。 ま【無添加】何も加えないこと。 や【蛹化】 ヨウカと読む。幼虫が蛹になること。 ら【累代】累代飼育などと呼ばれ、♂♀もしくは交尾済みの♀を飼育して2世を誕生させ、その2世を再び親として飼育して3世を誕生させるように、DNAを受けついだ固体を数年に渡り飼育すること。 【令】 幼虫の脱皮の回数で年齢のようなもの。卵から誕生すると1令、次に脱皮すると2令、次に脱皮すると3令、そして脱皮すると蛹になる。齢とも書く。 わ・を・ん【ワイルド】採集個体と飼育固体を区別するために呼ばれる呼称で野外採集固体を指す。飼育固体よりもワイルド固体の方が市場価格が高いことが多い。 |
Copyright (C)2002 Donald Curtis. All Rights
Reserved.
当ホームページ内すべての掲載物の無断転載を禁じます。