更新日:2002/08/11 (日)
黒土飼育法に続き、何か簡単で効果的なものができないか、考えていました。 ちょうど、クヌギマットが余っていたので、よし、特殊な添加剤たっぷりの発酵マットでも作ってみるか、ということで実験しました。 黒土飼育もそうですが、趣味の飼育ですから、特殊なもの、なかなか手に入らないものを使うのでは意味がありませんし、多くの人は真似できないし、面白くないでしょう。 黒土飼育だって、黒土が園芸店や、庭から取れるから、手軽で簡単だから大成功したのだと思います。 黒土がもし、サハラ砂漠の砂だったらきっと真似る人も現れず、成功しなかったと思います。 オオクワガタの80ミリオーバーを育てるには、菌糸瓶に月の石を入れると効果絶大!なんて報告をしたって、成功しなかったことでしょう。 (ここでの成功とは、飼育方法が広まったり、真似る人が現れることをいいます。) 今回、実験的に添加してみたものは、釣り餌です。 釣り餌には魚の食欲を増進させ、また、消化を促す成分が含まれているものがあります。 これら有効成分が、もし、幼虫に効くのであれば効果は期待できるのではないかと考えました。 また、餌に添加する添加するための釣り餌なども最近ではたくさん販売されています。 これらは、誰でも、釣具屋さんへ行けば手に入れることができ、安定供給されているので簡単に用意することができます。 また、釣り餌は基本的にパン粉や小麦粉などでできているため、小麦粉を添加剤とする発酵マット作成にはいいのでは?と思い試してみました。 通常の作成方法の通り、小麦粉が釣り餌類に変わっただけ。 各種釣り餌をマットへ添加したところ。 白いのは薄力粉。 このあと、よく攪拌し、発酵させます。 基本的な失敗、水分過剰により1週間後、作成にみごと失敗しました。 (庭の肥料として、すぐに埋めました) 勇気がある方、やってみてはいかがでしょうか。 水分さえうまく調整してやればいいと思うのですが・・・ |
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